コミュニケーション

コースの用語解説
´(プライム記号、ダッシュ記号):

名前や文字、数字などの右肩に記される記号。何かを同じ種類の別のものと区別するために用いる。 たとえば、ジョーとジョー´は同じ名前(人物)だが、ダッシュ記号の付いたジョーは付いていないジョーとは異なった環境、状態にいるか、異なった行為を取っている。

Q&A:

「Question and Answer」の短縮形。 それは、人の質問に対する答えを得ないこと、何かを完了し損なうこと、または意図されている行動の進路からそれることを意味する。 例:質問:「鳥は飛びますか?」 答え:「鳥は好きではありません。」 質問:「どうしてですか?」 答え:「だって鳥は汚いから。」 これがQ&Aである。それは、もともとの質問に対して答えが得られないまま、その質問が途絶え、その質問をした人はそこからそれてしまっているという状態。それていってしまっている人を、「Q&Aした」と言う。

「景気はどうだい?」:

砕けた、親しみを込めた挨拶文句。「お元気ですか」「ご機嫌いかがですか」と同じ意味で用いる。

お膳立てされた:

広く、繰り返し用いられるように決まった形であらかじめ何かが設定されているさま。 たとえば、ラジオやテレビのレギュラー番組は多くの場合事前に収録されており、笑い声や拍手など決まりきったものはあらかじめ用意された音声を使用することが多い。

アクションのサイクル:

ひとつの行為が進む順序。そこでは、その行為が開始され、必要なだけ続けられ、それから予定通りに完了される。

アクノレッジする:

(誰かに)アクノレッジメントを与えること。 用語解説にある「アクノレッジメント」も参照のこと。

アクノレッジメント:

他の人が言ったことや行ったことが注目され、理解され、受け止められたことを伝えるために何かを言ったり、行ったりすること。

ウィン:

望まれている向上が達成されること。 ウィンの例とは、人がコミュニケーション能力を向上させたり、幸福感の高まりを経験したり、自分の人生のある特定の領域に対して確信が高まったりすることだろう。 トレーニング・ルーティンで、生徒がそのドリルを行うことができ、そのドリルを行う技能と能力が安定した段階にまで達成した場合、大きくて安定したウィンと呼ぶ。それは、著しい、長続きする向上のことである。

コミュニケーション・ラグ:

質問を尋ねてから、質問された人がその特定の質問に答えるまでの時間の長さ。

サイエントロジー:

サイエントロジーは、知識の研究に取り組む実践的な宗教である。その技術の適用を通じて、サイエントロジーは人生の状態に望ましい変化をもたらすことができる。 その知識と技術の体系は、30年以上の歳月を費やしてL. ロン ハバードによってまとめられた。 サイエントロジー(Scientology)という用語は、ラテン語「scio(知るという言葉の持つ最も完全な意味において知ること)」とギリシャ語の「logos(~の研究)」に由来する。 また、サイエントロジーは魂をそれ自身、宇宙、他の生命との関わりにおいて研究し、取り扱うものと定義される。

ターミナル:

コミュニケーションを受け取る、伝達する、あるいは送ることができるものをさす。 この用語はもともと電子工学で用いられるもので、二つの固定された点の間をエネルギーが流れる際に、そのそれぞれの点のことをさして言う。 例えば車のバッテリーでは、ふたつの端子(ターミナル)があり、ひとつの端子から別の端子にエネルギーが流れるようになっている。 サイエントロジーでは、コミュニケーションを取っている二人の人のことをターミナルと呼ぶ。コミュニケーションが両者の間を流れているからである。

´(プライム記号、ダッシュ記号):

名前や文字、数字などの右肩に記される記号。何かを同じ種類の別のものと区別するために用いる。 たとえば、ジョーとジョー´は同じ名前(人物)だが、ダッシュ記号の付いたジョーは付いていないジョーとは異なった環境、状態にいるか、異なった行為を取っている。

デュプリケーション:

何かを正確に複製する行為。

トレーニング・ルーティン(TR):

人がコミュニケーション技能のレベルを向上させることができるようになるトレーニング・ドリル。 これらのドリルを行うことによって、誰でも他の人とコミュニケーションを取る能力を大きく向上させることができる。

ドリル:

ある人が技能を完璧なものにする目的で何度も何度もその手順を行う、学習やトレーニングの方法。

ボタン:

個人の中に感応あるいは反応をもたらすアイテム、言葉、言い回し、主題または領域。

モダニズム:

伝統的な主義・思想を否定して、近代的・機械的・個人的な文明を信じる立場。近代主義。

技術:

「技術」とは、科学や技能そのものに関する単なる知識をいうのではなく、技能や科学を適用する方法を意味する。 サイエントロジーにおいて「技術」という場合は、心の働きを高め、精神の潜在性を回復させるためにL. ロン ハバードが発展させた、サイエントロジーの原理を適用する手順や方法のことをさす。

決勝戦:

スポーツの選手権やトーナメントなどで、優勝者を決めるために最後に行われるゲームのこと。

見せかけ:

実際に存在するものではなく、存在するように見えるもの。

現時点:

今現在の時間のことで、観察されるとほぼ同時に過去になっていく時間。 この用語は、今現在ある環境をおおまかにさして用いる。

現実性:

そのように見えるもの。 現実性は基本的には同意のことである。人々が到達する同意の程度である。 私たちが現実であると同意するものは現実である。

現象:

知覚され、観察される物事の表れ。何らかの感覚によって、あるいは心によって認識される出来事あるいは変化。主に事実や実際の出来事をさし、その原因を観察したり、それについての科学的な説明が述べられている場合に用いる。

公理:

物理科学における法則と同種の、自然の法則を記したもの。

骨の折れる:

やり遂げるのに苦労する。多大な労力を要する。

仕打ち:

人に対するやり方や扱いぶり。普通、悪い場合に用いる。

取り柄:

役に立つ点。よいところ。欠点や短所の埋め合わせになるような長所。

親愛の情:

物や人に対して、愛しているまたは好きだという感情。

人文科学:

人間の思考や人間同士の関わりを扱う、学問のひとつの分野。自然科学とは区別され、特に文学、哲学、歴史学などをさす。 (本来の人文科学 [Humanities] とは、特定の分野の技術や技能を学ぶのではなく、人が自由に自らの意思で考え、判定を下せるようにするための教育のことだった。)

段階:

何かに対して徐々に取り組む方法であり、それはステップごと、またはレベルごとに取られる。そのステップまたはレベルひとつひとつは楽に達成できるものである。そして最終的にはかなり複雑で困難なことを、比較的簡単に行うことができるようになる。 この「段階」という言葉は、このような取り組み方で行われるステップそれぞれのことでもある。

直面する:

現に存在するものに向き合い、それを経験すること。

模倣:

他の人がしていることをまねること。

脇道にそらす:

文字通りには、何かの道筋や経路を変えさせてしまうこと。 人の気を何かからそらし、別のことに注意を向けさせるという意味で比喩的に用いられる。