調査

コースの用語解説
Disinformation:

ある国の軍事力や計画について、偽りの情報を公に流すこと。特に他の国々にそうした情報を流すことや、マスメディアに工作を仕掛けることをいう。

PR:

広報活動(Public Relations)の略称。PRとは、ある組織や人が公衆との良好な関係を確立・維持・改善するように働きかける活動、あるいはそうした活動を受け持つ職務のこと。

Why:

理由もしくは原因。建設的な状況、あるいは最適ではない状況の本当の理由。

うっかりして:

不注意による失敗をしてしまうさま。知らず知らずに。

つけ込む:

機会をうまくとらえて利用する。つけいる。自分の有利にする。都合のよいようにする。

アウトした状態:

何かが正しくないか間違っている、または見付からないという状態あるいは事実のこと。

アウトポイント:

情報の中継、あるいは何らかの状況が非論理的になる過程に存在する特定の要因。事実として差し出されたが、実際には非論理的であることが判明するようなデータのこと。

イデオロギー:

ある個人や階級などの主義、意見、考え方。特に、特定の政治、経済、社会制度の基礎となる思想体系。

ウィン:

望まれている向上が達成されること。 ウィンの例とは、人がコミュニケーション能力を向上させたり、幸福感の高まりを経験したり、自分の人生のある特定の領域に対して確信が高まったりすることだろう。

コインの裏側:

何かについての別の側面や視点。 この表現は、コインにはふたつの面があり、通常それぞれの外観が異なることから来ている。

コミュニケーション・ライン:

ある人からもうひとりの人へコミュニケーションが運ばれるラインや道筋のこと。

サイエントロジー:

サイエントロジーは、知識の研究に取り組む実践的な宗教である。その技術の適用を通じて、サイエントロジーは人生の状態に望ましい変化をもたらすことができる。 その知識と技術の体系は、30年以上の歳月を費やしてL. ロン ハバードによってまとめられた。 サイエントロジー(Scientology)という用語は、ラテン語「scio(知るという言葉の持つ最も完全な意味において知ること)」とギリシャ語の「logos(~の研究)」に由来する。 また、サイエントロジーは魂をそれ自身、宇宙、他の生命との関わりにおいて研究し、取り扱うものと定義される。

シャーマン将軍の戦車:

合衆国陸軍の戦車で、第二次世界大戦(1939–1945年)にはフランスやイギリスでも使われた。 アメリカ南北戦争(1861–1865年)で有名な将軍、ウィリアム・チカムシ・シャーマン(1820–1891年)にちなんで名付けられた。 ここでいう「シャーマン将軍の戦車」とは、ある状況の背景にある真の理由、または何かを止めようとしている人物の裏にある実際の理由をさして比喩的に使われている。

シャーロック・ホームズ:

シャーロック・ホームズとは、イギリスの作家アーサー・コナン・ドイル(1859–1930年)の創作による、19世紀イギリスの架空の探偵のこと。 ホームズは、純粋に科学的な推理による卓越した観察力、記憶力、推理力を駆使して、他の探偵たち誰もが解明できなかった事件の謎を解明し、犯人を突き止めた。 ホームズはしばしば、相棒で親友のワトソン博士に自分の推理について説明する。ワトソンはこの物語の語り手でもある。

スパルタ:

軍事力で有名な、古代ギリシャの都市国家。

ターミナル:

コミュニケーションを受け取る、伝達する、あるいは送ることができるものをさす。 この用語はもともと電子工学で用いられるもので、二つの固定された点の間をエネルギーが流れる際に、そのそれぞれの点のことをさして言う。 例えば車のバッテリーでは、ふたつの端子(ターミナル)があり、ひとつの端子から別の端子にエネルギーが流れるようになっている。 サイエントロジーでは、コミュニケーションを取っている二人の人のことをターミナルと呼ぶ。コミュニケーションが両者の間を流れているからである。

ダブ・イン:

偽りの知覚、架空の知覚を本物であると思い込むこと。あるいはそうした知覚を持つこと。 「ダブ・イン」という表現は、想像による映像や想起の特性を示すために使われている。 この用語は映画業界に由来する。 映画制作において、「ダブ」とはフィルム撮影が完了した後に、音声をつくり、映像に加えることである。 この過程(ダビング)でサウンドトラックがつくられるが、聴衆にはフィルム撮影をした時にそれが実際に行われたように見える。 しかし、実際にはフィルム撮影が終了してからずっと後にその大部分がスタジオでつくられ、それから「ダブ・イン」されたのである。 したがって、「ダブ・イン」は、実際には起こってはいないが、まるで起こったかのようにそこに入れられたものである。

ディレッタント:

単に趣味として芸術や科学に興味を抱くが、真剣には勉強しない人。

ノウハウ:

何かをうまく行うために必要な、実際的な能力や知識。

バルブ:

管やチューブに装着された、液体や気体の流れを調節する装置。例としては、エンジン内の蒸気の流れを調節する装置がある。 そのような蒸気は極めて高い圧力下でつくられ、非常に熱い。 そのような蒸気が通る管のバルブが壊れると、圧縮された熱い蒸気が壊れたバルブから流出し、近くにいる人がひどい火傷を負う可能性があるため、その管を直ちに閉じなければならない。

ヒトラー:

アドルフ・ヒトラー(1889–1945年)。20世紀ドイツの政治的指導者であり、第3ドイツ帝国として千年にわたって統治する支配民族の形成を夢見ていた。 1933年に力ずくでドイツの支配権を引き継いで独裁者となり、第二次世界大戦(1939–1945年)を始めた。多くのヨーロッパ諸国を自分の支配下に置き、ユダヤ人やその他「劣等人種」と見なされた何百万もの人々を殺戮した。 1945年、彼はドイツの敗北が差し迫った時、自殺した。

プラスポイント:

状況もしくは環境が論理的である場合に存在する、いくつかの状態のうちのひとつ。 プラスポイントは、論理が存在するところ、また物事がうまく行っているところ、もしくはうまく行きそうなところを示している。

プロパガンダ:

偏った、誤解を招く性質の情報。特定の主義や主張を宣伝したり広めたりするために用いられる。

マガトロイド氏:

架空の名前。

メッキで飾った:

クロムを上塗りしてコーティングすること。クロムは光沢があり、かなり柔らかく灰色の酸化しにくい金属で、磨くとぴかぴかとした光沢がでる。 クロム・メッキは、自動車の装飾品などを含むさまざまな品物に、輝きやモダンな外観を加えるために用いられている。 ここでは、表面上は魅力的だが、見かけほどモダンでも進歩的でもないものをさして比喩的に用いられている。

ライプチヒ大学:

ドイツ東中央部のライプチヒ市にある大学。1409年に創設された。 1800年代末、この大学でドイツの精神医学者で生理学者(生物およびその局部や臓器の機能について研究する専門家)のヴィルヘルム・ヴント(1832–1920年)によって、近代心理学と「人間は動物にすぎない」という偽りの学説が打ち立てられた。

リュクルゴス:

(紀元前800年代頃)古代ギリシャの都市国家、スパルタの統治者。政府を確立し、スパルタを強大な軍事国家にしたと伝えられている。

レンズ・フード:

不要な光を遮断するためにカメラ・レンズの周りに取り付ける、金属製かゴム製のチューブ型の遮光物。 写真を撮る際には、カメラ・レンズからカメラに光が入る。 しかし、ある条件下では、光が不適切な形でレンズに入り、不要な光がフィルムに当たってしまうことがある。 レンズの周りにレンズ・フードを取り付けることで、これを避けることができる。

逸脱:

理性的な思考や行動から外れること。不合理な思考や振舞い。 逸脱とは基本的に、誤りを犯す、間違える、またより正確には、真実ではない固定観念を持つことを意味する。 この言葉はまた科学的な意味合いにおいても使われる。 それは真っすぐな線から外れるという意味である。 ある線がAからBに向かうものとし、それが「逸脱」するとすれば、Aからどこか他の点に行き、どこか他の点に行き、どこか他の点に行き、どこか他の点に行き、どこか他の点に行って、最終的にBにたどり着く。まっすぐという性質に欠けているということ、あるいは馬を見ているのに自分は象を見ているのだと思う人の例のように、物事を歪めて見ることを意味する。 逸脱した振舞いとは、誤った振舞い、あるいは理性によって裏付けされていない振舞いであろう。 「逸脱」とは正気に反するものであり、正気はその反対のものであろう。 「逸 = 道筋から抜けて横にそれる」と「脱 = 離れて抜け出す」から来ている。

運命:

人の幸、不幸のめぐり合わせ。運。

架空の:

実際にあるのではなく、頭の中ででっちあげること。本当ではなく、誰かによって創作されたこと。

解雇:

ある仕事から誰かを辞めさせる。首にする。

学部長:

大学などの研究機関における学部の教職員の責任者で、管理運営上の役割もある。

官僚:

国の行政面の仕事に従事する人。

技術:

「技術」とは、科学や技能そのものに関する単なる知識をいうのではなく、技能や科学を適用する方法を意味する。 サイエントロジーにおいて「技術」という場合は、心の働きを高め、精神の潜在性を回復させるためにL. ロン ハバードが発展させた、サイエントロジーの原理を適用する手順や方法のことをさす。

勤勉さ:

任務や仕事への精力的な取り組み。懸命に働くこと。

軍曹:

軍における下士官で、多くの場合、兵隊の訓練を担当する。

見せかけ:

偽りの姿を見せたり、偽りの主張をして、他の人々をだますもの。

現時点:

今現在の時間のことで、観察されるとほぼ同時に過去になっていく時間。 この用語は、今現在ある環境をおおまかにさして用いる。

誇張:

物事を実際よりも大げさに言ったり書いたりすること。

死の収容所:

受刑者が処刑されるために送られる強制収容所。 このような収容所が生まれた思想的な起源は、1879年ドイツのライプチヒ大学で初の実験心理学研究所を設立した、ドイツの心理学者ヴィルヘルム・ヴント(1832–1920年)の学説である。ヴントは、人間の魂は科学的な装置で測ることができず、明らかに存在しないように見えるため、人間は単なる動物でしかないという思想を広範に広めた。 19世紀の終わりから20世紀の初めにかけて、ヴントの思想を信奉する精神医学者たちが「優生学」(優れた種族のみが子孫を残せるようにすることで人類を進歩させることができるという主張)という何の根拠もない擬似科学を作り上げた。 この主張は、ゲルマン民族は他のすべての民族を支配する運命にある支配民族であるというアドルフ・ヒトラーの思想を生んだ。 第二次世界大戦(1939–1945年)の終結までに、精神医学者は何百万人もの虐殺に加担した。犠牲者の多くは、残酷な「医学」実験の結果、ナチスの死の収容所で亡くなった。

手に負えない:

立ち向かうのがきわめて難しく、対処するには大変な苦心を要するさま。

召集:

軍務に就くように呼び集める。

職人:

手で物をつくる熟練労働者。

新人:

訓練や経験が欠けている人。

政権:

国を治めたり支配したりする権力。

生来備わっている:

人が生まれながらに有する資質をさしていう。

戦術:

戦闘において、軍隊、船、飛行機などを短期的な目標に関して用いる方法。

戦略:

英語の「strategy(戦略)」という言葉は、「総合的・全般的」を意味するギリシャ語の「strategos」から来ている。 「戦略」とは、「戦争または一作戦地域を全体的に指揮するための計画」をさす。

大義名分:

ある行動の正当性を示すために公に述べられる根拠や主張。 「悲惨な大義名分」というのは、特定の人々がその正当性を強く主張するが、実際には死や破壊をもたらすだけのもの、という意味で用いられている。例えば戦争や虐殺など、多くの人々が苦しめられ、犠牲になるようなことを正当化する主張。

大臣:

各省庁の長官と無任所大臣の総称。

中尉:

陸軍や海軍の将校のうち、下から数えて2番目の階級。少尉の上、大尉の下。階級は軍の士官学校を卒業することで得られる。

諜報:

政治や治安、経済や軍事上の目的などのために、相手国や対象組織の情報を収集・分析・評価・資料作成すること。

直面する:

尻ごみしたり避けたりせずに何かに向かうこと。 直面する能力とは、実際に、楽にそこにいて、知覚することができる能力である。

辻褄が合わない:

前後がきちんと合っていない。筋道が通っていない。辻(つじ)は裁縫で縫い目が十文字に合うところ。褄(つま)は着物の裾の左右が合うところ。転じて、合うべきところがきちんと合うはずの物事の道理をさして「辻褄」という。

哲学的な:

哲学の分野に属する事柄、あるいは哲学に関係しているような印象を与えるものをさしていう。哲学とは、真実、存在、現実性、自由などの基本的な概念を系統的かつ精密に扱う知識や研究のこと。

東ドイツ:

かつてヨーロッパ中央部にあった、第二次世界大戦後の1949年に成立した共和国(ドイツ民主共和国)。 東ドイツは、以前のドイツが東西に分割された際に建国された。 この国は共産主義政府に統治され、後にソビエト陣営の国々の中で重要な役割を果たした。

脳みそを絞る:

何かを理解するために懸命に考える、という意味の比喩的表現。考え込む。熟考する。

悲惨な:

極めてひどい、みじめな。哀れな。

非論理性:

理にかなっていない状態や性質。筋が通っていないこと。

払拭:

疑い、ある種の感情、固定観念など、そこにあって欲しくないものを取り去ること。

理想:

優秀、完璧であるさま。優秀さの見本であるもの。

理論上の:

提示された説明や主張が、事実として存在することが完全には証明されていないことをさす。

連隊:

常設の軍隊で、通常は数千人規模の兵士から成る。

論理:

筋道に沿って考える能力、あるいはそうすることに関する主題。さまざまな要素を組み合わせて答えへと導くこと。