課題 >> 9. 「ハバード人間評価のチャート」 を読んでください。

ハバード人間評価のチャート

自分の周囲にいる人を正確に判断する方法という主題は、人間が長い間獲得しようとしてきたものです。 サイエントロジーには、正確に人間の振舞いを評価し、その人が何を行うかを予測する方法を示したチャートがあります。

それが「ハバード人間評価のチャート」です。 (印刷用のファイルをダウンロードできます。大判1枚または複数ページで利用できます。)

このチャートは、トーン・スケールの各レベルに沿って、エシックス、責任、一定の針路における持続力、真実の扱い、その他、人を認識するさまざまな側面の度合いを示しています。

チャートを調べてみると、それらのレベルにいる人々のさまざまな特徴が各欄の中に記載されていることがわかります。 恐ろしいことなのですが、それらの特徴には一貫性があることが明らかになっています。 あなたの評点が3.0の場合、このチャートの3.0全体があなたに当てはまります。

このスケールのひとつのレベル上で2、3の特徴が見付かれば、それらに対応する数字の欄を見て、そのレベルを知ることができます。 それは2.5かもしれませんし、1.5かもしれません。その数字が何であれ、見付けた数字に対応する欄のすべてを見れば、残りの特徴がわかります。

このトーン・スケールで誰かを評価する際に犯し得る唯一の間違いは、彼がいずれかの特徴に関してその欄と一致せず、ある特徴においてはそのレベルより高いと考えてしまうことです。 あなたが一致しないと考えるその特徴は、隠されている可能性があります。しかし、それはそこにあります。

最初の列を見れば、その人の振舞いと生理機能の概要がわかります。 2番目の列を見れば、身体の状態がわかります。 3番目の列を見れば、その人が普段表す感情がわかります。 それぞれの欄を見ていくと、 ある人またはあなた自身に関する確信の持てるデータがどこかで見付かります。 次に、その確信の持てるデータと同じレベルにあるその他の欄すべてを調べます。 その帯域は1.5かもしれませんし、3.0かもしれませんが、それはひとりの人間についてあなたに語っています。

もちろん、人は良い知らせや悪い知らせ、幸せな日や悲しい日に遭遇するため、トーン・スケールの一時的な上昇や下降があります。 しかし、各個人には慢性的なレベル、平均的な振舞いがあります。

このチャート上での位置が低ければ低いほど、その人の機敏さや意識も低下します。

人生に対するその人の慢性的な気分や態度は、その人がどのように周りの物質宇宙や有機体を捕らえるかに比例して低下していきます。

単に、人は周りの物質宇宙や有機体に対して固着した見方をするようになるのだ、というのは完全な説明ではありません。 なぜなら、意識している状態以外にもそういった状態を引き起こすいくつかの明確な状況があるからです。 しかし、表に現れるのは物理的環境に対する意識の低下です。 意識の低下はこのチャートを段階的に下降していく原因のひとつにすぎませんが、ここでの目的上はわかりやすい説明になります。

人のトーン・スケール上での位置は、1日の間で変化することもあれば、何年にもわたって変化することもありますが、一定の期間はいくらか安定しています。 人のチャート上での位置は、良い知らせを受け取った時に上昇し、悪い知らせを受け取った時に下降します。 それは人生におけるお決まりの浮き沈みです。 しかし、すべての人にはチャート上の慢性的な位置があり、それはサイエントロジーのプロセシングでしか変えられません。

サイエントロジーのプロセシングは、非常に独特な形態の個人カウンセリングです。これは個人が自分の存在を見つめるのを助け、自分が何者であり、どこにいるのかに直面する能力を向上させます。 プロセシングは、このようにしてその人の慢性的なトーンを引き上げます。

一方で、必要性のレベル(緊急時などにおいて、自力で何かをやり遂げること)は、人のチャート上での位置を短い間上昇させることができます。

環境は人のチャート上での位置に大きな影響を及ぼします。 すべての環境にはそれぞれのトーン・レベルがあります。 本当は3.0の人でも、1.1の環境にいると1.1のように振舞い始める可能性があります。 しかし、1.1の人は高いトーンの環境にいても、通常、約1.5以上で振舞うことはありません。 低いトーンの環境で生活すると、最終的に低いトーンになってしまうことが予想されます。 これは結婚にも当てはまります。人は結婚相手のトーン・レベルになる傾向があります。

このトーン・スケールはグループにも当てはまります。 ひとつの企業または国家のさまざまな標準的反応を調べることによって、その位置を見付けることができます。 それによって、企業や国家の生存能力がわかります。

このチャートは人を採用する際、あるいはパートナーを選ぶ際にも使用することができます。 このチャートは何が起こるかを予想するための正確な指標であり、誰かと長く付き合う前に、その人の行動を予測する機会を与えてくれます。 また、環境や人々はあなたを引きずり下ろしたり、向上させたりすることがあるため、このチャートはあなたがある環境の中、あるいはある人々の近くにいる時に、あなたに対して起こり得ることについての手掛かりを与えます。

ただし、誰かを服従させるためにこのチャートを使ってはいけません。 他の人のチャート上での位置をその人に対して言ってはいけません。 それはその人を台無しにしてしまう可能性があります。 その人自身にそれを調べさせてください。

サイエントロジーは、知識の研究に取り組む実践的な宗教である。その技術の適用を通じて、サイエントロジーは人生の状態に望ましい変化をもたらすことができる。 その知識と技術の体系は、30年以上の歳月を費やしてL. ロン ハバードによってまとめられた。 サイエントロジー(Scientology)という用語は、ラテン語「scio(知るという言葉の持つ最も完全な意味において知ること)」とギリシャ語の「logos(~の研究)」に由来する。 また、サイエントロジーは魂をそれ自身、宇宙、他の生命との関わりにおいて研究し、取り扱うものと定義される。

人が関わっている、その人のグループの理想や最大の利益に反する行為や状況を修正するために、その人が自分自身に対して取る行動。 これは個人的なものである。 人が「エシックスを保っている」時、それは自分自身の決断によって、自ら行っているのである。

生命体とその各部分の、物理的・化学的過程を含む機能や振舞い。

サイエントロジー独自の、特別な形式による個人カウンセリング。個人が自分の存在を見つめるのを助け、自分が何者であり、どこにいるのかに直面する能力を向上させる。 プロセシングは、正確な手順による緻密で、徹底的に成文化された活動である。

1. 何かが行く手に立ちはだかること。「彼は本当の緊急事態に直面している。」 2. 尻ごみしたり避けたりせずに何かに向かうこと。 直面する能力とは、実際に、楽にそこにいて、知覚することができる能力である。

他の意志や命令に従う。言うことを聞く。