課題 >> 1. 「アドミン・スケール」 を読んでください。

アドミン・スケール

その人がゴールを達成するかどうかは、その試みが大きかろうと小さかろうと、ゴール、目的、活動に整合性があり、組織化されているかどうかに懸かっています。 

ゴールとは、それを実現すると決めたから、奇跡的に実現するというようなものではありません。 ゴールの達成には、現実の世界における特定の活動の実行が必然的に伴います。それによって事態の改善がもたらされ、ゴールの達成はさらに一歩近付いていきます。

ゴールを目指して活動していても、活動が全く前進しない場合があります。 これは個人の人生だけでなく、どのような組織や州、国家にも起こります。 これはそのゴールの達成に向けて、計画や活動、その他の要因が整合されていない結果である場合があります。 

実際にはいくつかの主題がひとつの活動を構成しています。 思い描かれたゴールを意図した通りに首尾よく達成するためには、それらのひとつひとつが連携の取れた形で機能していなければならない。 

サイエントロジーでは、組織に関する主題の順序(相対的な序列)を示すスケールが開発されました。 

アドミン・スケール
ゴール
「ゴール(goal)」とは、あることを達成するという目的を持って行動が向けられる、既知の目標のことです。
目的
「目的(purpose)」とは、特定の活動や主題に当てはまる、より小さなゴールのことです。 それはしばしば将来の意図を表しています。
方針
「方針(policy)」とは、簡単に変更されることのない組織運営上の規則あるいは指針から成ります。
計画
「計画(plan)」とは、広範囲な領域に対処し、それを矯正したり拡張させるために、あるいは拡張に反対する力を遮ったり妨げたりするために考え出された、短期的で全般的な意図のことです。
プログラム
「プログラム(program)」とは、計画を実行するための、順番に並んだ一連のステップのことです。
プロジェクト
「プロジェクト(project)」とは、プログラムのひとつのステップを遂行するために書かれた、一連のステップのことです。
オーダー
「オーダー(order)」とは、プログラムのステップを実行するため、もしくは全体的な方針を適用するために出された、口頭あるいは書面の指示のことです。
理想の光景
「理想の光景(ideal scene)」は、ある光景や領域がどのようにあるべきかを表します。 人が現存の光景と比較するための理想の光景を思い浮かべなかったとしたら、そこからの逸脱を認識することはできません。
スタティスティックス
「スタティスティックス(statistics)」とは、数または量のことで、同じもののより以前の数または量と比較したものです。 スタティスティックスは、完了した仕事の量やその価値を示します。
価値ある
最終生産物
「価値ある最終生産物(valuable final product)」とは、社会のサービスまたは品物と交換することのできる生産物のことです。

それ(各アイテム)が残りのアイテムと完全に合致するまで、このスケールを上下して取り組みます。 

つまり、成功するためには、同一主題に関してスケール上の各アイテムがすべて、他の全アイテムと合致しなければならないのです。 

スケールの主題として、「ゴルフボール」を例に取ってみましょう。 それから、そのスケールの全アイテムがゴルフボールという主題に関して互いに合致していなければなりません。 これは面白い演習です。 

スケールはまた、破壊的な主題においても適用されます。 例えば「ゴキブリ」です。 

スケールのひとつのアイテムが他のアイテムと整合性が取れていない場合、そのプロジェクトは、失敗しないまでも妨げられてしまいます。

どの活動においても、これらのアイテムすべての整合性を図り、それを行動に移す技能が「経営」と呼ばれるものです。 

グループ・メンバーが動揺するのは、これらの点のひとつもしくはそれ以上が残りのアイテム、また少なくともあるグループの合意に対して、整合性が取れていない場合だけです。 

これらのアイテムの整合性が取れておらず、知らされておらず、調整されていない場合にのみ、グループは動きが遅く、非効率的で、不幸せで、不活発、また議論が起こりやすく見えるのです。 

どのような活動も、グループの活動と関連付けてデバッグしたり、このスケールでの整合性を取ることにより、改善することができます。 

合意の欠如がコミュニケーションの減少や親愛の情の減退を引き起こすように、スケール上の(整合性の取れていない)非現実的なアイテムが、動揺、そして不信を生み出すのです。 

したがって、こうしたスケールのアイテムの整合性が互いにうまく取られれば、グループ内の合意、コミュニケーション、そして親愛の情は高いものになるでしょう。 

そのようにしてグループの慣習の整合性が取られ、グループによって従われると、それは倫理的なグループとなり、そしてそのグループ内のメンバーによって何が有害で、何が反生存的と見なされるのかが明確になります。 

このスケールとその構成部分、そしてそれらを統合する能力は、組織における最も貴重な道具のひとつなのです。

サイエントロジーは、知識の研究に取り組む実践的な宗教である。その技術の適用を通じて、サイエントロジーは人生の状態に望ましい変化をもたらすことができる。 その知識と技術の体系は、30年以上の歳月を費やしてL. ロン ハバードによってまとめられた。 サイエントロジー(Scientology)という用語は、ラテン語「scio(知るという言葉の持つ最も完全な意味において知ること)」とギリシャ語の「logos(~の研究)」に由来する。 また、サイエントロジーは魂をそれ自身、宇宙、他の生命との関わりにおいて研究し、取り扱うものと定義される。

ふたりの人が空間を越えて考えをやり取りすること。

愛、好意、その他のあらゆる感情的な態度のこと。好意の度合い。 親愛の情の基本的な定義は、良きにせよ、悪しきにせよ、相手との距離に対する感じ方である。

あるものが何か別のものと適切に調和し、噛み合っていること。すべての要素が同じ目標、目的に向けて方向付けられ、それぞれが適切な位置関係にあること。

特定の社会で、古くから受け継がれてきた生活上のならわし。しきたり。