課題 >> 1. 「アシストの要素」 を読んでください。

アシストの要素

サイエントロジーでのアシストとは、人が肉体的な障害に立ち向かうのを手助けするためにとる行為のことです。子供が転んでケガをした場合、アシストはその子がトラウマ(肉体的および精神的な外傷)を克服するのに役立ちます。 歯がうずいたり、歯を抜いた場合、その痛みを軽減するのに役立ちます。 病気の場合、不快を和らげ回復を早めることができます。 アシストは骨折にさえ効き目があります。 この「アシスト」に分類される一連の手順を適用することによって、これらの状態に加え、他にも多くの状態を改善することができます。

したがってアシストとは、現時点での不快感を和らげるために行われるサイエントロジーのプロセスであると言えます。 「プロセス」とは、望ましい結果を得るために使われる、正確な一連の指示、あるいは順番に行われる行為のことです。 サイエントロジーの教材には多くのプロセスが含まれていますが、アシストは、それ自体でプロセスの種類を構成しています。

サイエントロジーのすべてのプロセスは、精神、つまりその人自身に悪影響を及ぼすさまざまな状態に幅広く向けられ、それらを救います。

サイエントロジーにおいて精神は「セイタン」と呼ばれ、その人自身のことです。それは、その人の身体や名前でも、物質宇宙でも、心でも、他のどのようなものでもない。それは意識していることを意識しているもの、つまりアイデンティティーであり、その個人そのものです。 「セイタン」という用語は、以前の妥当でない概念とのいかなる混同も避けるためにつくられました。セイタン(thetan)」は、ギリシャ文字の「シータ(theta)」から来た言葉で、ギリシャ人が「思考」恐らくは「精神」を表すのに使っていたこの文字に「n」を加えて名詞化したものです。これは、工学の分野で用語をつくり出すのに使われる近代的なやり方です。

恐らくサイエントロジーの中でも最も偉大な発見であり、人類に関する知識に対して最も影響力のある貢献とは、人間の精神というものを他から切り離し、それを説明して、その対処法をもたらしたことでした。 その人自身であるもの(その人格)は、身体や心から、自由にしかも肉体の死や精神的障害を引き起こすことなく引き離すことができる、ということがサイエントロジーでは実証されています。

遥か昔から、人間の精神や魂に関するたくさんの論争があり、 人間は自分のアイデンティティーについてほとんど無知であったために、人間をコントロールしようとするさまざまな試みが成功してきました。

今この瞬間、あなたは自分がどこにいるかを知っているように、あなた、つまり精神があなたの心や身体から離れたらそのことがわかるでしょう。 人間はこのことを以前に発見したことはありませんでした。サイエントロジーの技術に欠けていたため、心と身体からの分離についてほとんど現実性を持っていなかったからです。 したがって、自分は、最低でも部分的に心および身体であると考えたのです。 共産主義というカルトはもっぱら、人はたった一度きりの人生を送り、死後の世界はなく、しかも個人の宗教的価値はないという事実に基づいています。 少なくともこの1世紀の間、人間のほとんどはこれに近い状態にいました。 それは非常に低い状態であり、そこでは、いかなる自己認識も排除されるのです。

サイエントロジーでは、「セイタン」(精神)はコンシダレーションまたはポスチュレートによる以外は、質量波長、エネルギー、時間、また空間における位置を持たないものとして説明されます。 (ポスチュレートとは、簡単に言うと、何かが起こるという決定のことです。)

したがって、精神は「もの」ではありません。それはものを「創造するもの(creator)」です。

精神的な手段、とはいえ数学のように正確な手段で、人生における悪い状態の多くがサイエントロジーで治るでしょう。 病気や機能不全は大まかに2種類に分かれます。 ひとつ目は、精神が、生命または身体のコミュニケーション・ネットワークに直接もたらす作用から生じるもの、 もうひとつは、純粋に物理的な原因で引き起こされる身体構造の破壊があります。

「心因性(psychosomatic)」とは心が身体を病気にさせる、あるいは心の混乱によって身体内で病気が物理的に生じることです。 「Psycho」は「精神または魂」を意味し、「somatic」は「肉体」を意味します。

人は肉体ではなく、サイエントロジーで「セイタン」と呼ばれている精神的な存在である、ということが実証できます。

不幸、治癒しない状態、そして(人間の病気の約70パーセントを含む)心因性疾患は、人間の精神に直接働き掛けることで最もうまく治癒します。 認識可能な細菌によって生じた病気や、事故で起こるケガは、物理的な手段によって最もうまく治療されます。 これらは紛れもなく医療の領域のものであり、サイエントロジーの領域ではありません。ただし、事故や病気、細菌の感染は、ほとんどすべての場合において、精神の機能不全や動揺によって予め決定付けられています。また、事故によって引き起こされた状態は、精神の機能不全によって明らかに長引きます。 ですから、私たちには直接的なケガ(例えば、出産や急性感染症のように外科治療を要するもの、事故による打撲やすり傷のようなもの)、そして重病患者の死を防ぐための薬物と抗生物質の投与を取り扱う医療という分野があるのです。 これが医療の役割です。

病気にかかりやすかったり、ケガをしやすかったり、病気やケガが長引いたり、不幸や心配のせいで精神的に不安定になったり身体の調子が悪くなったりする場合、またはコミュニケーションや社会における人間関係を向上させたり改善したりすることを望んでいる場合、私たちが効果的であるならば、私たちはサイエントロジーの領域で対処しています。 なぜならこういったことは、精神そのものに、また身体に対する精神の働きと決断に直接働きかけることで、最もうまく治療され、最もうまく予防され、最もうまく改善されるからです。

この宇宙において唯一本当に治癒作用をもたらすのは精神です。 これは、サイエントロジーにおいて、自然科学や数学よりもより徹底的に実証されてきており、より確かに存在している事実です。 サイエントロジストは、単に人間の精神を取り扱うことによって、人を良い状態にし、幸福にすることができるのです。

サイエントロジーは、知識の研究に取り組む実践的な宗教である。その技術の適用を通じて、サイエントロジーは人生の状態に望ましい変化をもたらすことができる。 その知識と技術の体系は、30年以上の歳月を費やしてL. ロン ハバードによってまとめられた。 サイエントロジー(Scientology)という用語は、ラテン語「scio(知るという言葉の持つ最も完全な意味において知ること)」とギリシャ語の「logos(~の研究)」に由来する。 また、サイエントロジーは魂をそれ自身、宇宙、他の生命との関わりにおいて研究し、取り扱うものと定義される。

現時点にある不快感を緩和し、人が事故や病気、動揺からより早く回復するのを助けるために行われる手法。

暴力や事故などによる突然の身体的なケガによって生み出された、肉体的な外傷や精神的なショック。

今現在の時間のことで、観察されるとほぼ同時に過去になっていく時間。 この用語は、今現在ある環境をおおまかにさして用いる。

望ましい結果を得るために使われる、正確な一連の指示、あるいは順番に行われる行為のこと。

その人の身体でも、名前でも、物質宇宙でも、心でも、他のどのようなものでもない、その人自身のこと。それは意識していることを意識しているもの、つまりアイデンティティーであり、その個人そのものである。 「セイタン」という用語は、以前の妥当でない概念とのいかなる混同も避けるためにつくられた。 「セイタン」は、ギリシャ文字の「シータ」から来た言葉で、ギリシャ人が「思考」恐らくは「精神」を表すのに使っていたこの文字に「n」を加えて名詞化したものである。これは、工学の分野で用語をつくり出すのに使われる近代的なやり方である。

そのように見えるもの。 現実性は基本的には同意のことである。人々が到達する同意の程度である。 私たちが現実であると同意するものは現実である。

すべての財産と富は、階級のない社会のメンバー(労働者)全員によって所有されるという政治理論または制度。 この制度下では個人の独立や自由に対して広範囲な制限が強要され、個人の権利よりも集団の全体的な必要性が優先される。

ある人物、物、理想などに過度に傾倒している人々の排他的なグループ。

来世、あの世。死後の生命や存在。

何かについての結論、決断、決意のこと。

形や大きさを問わず、何らかの物質の固まり、まとまりのことをいう。

波長とは、動きの特性である。 規則正しい波長は、動きのフローである。 ひとつの波の頂点と次の波の頂点の間で、規則正しく、同じ距離が繰り返される。 ロープまたは庭のホースを手に取って、軽く一振りしてみると、 それに沿って波動が移動していくのがわかる。 電気であろうと、光であろうと、音であろうと、エネルギーには、そういった何らかのパターンがある。 これは滑らかで流れるような波動である。 その長さとは、波の頂点と頂点の間の距離をさす。 それは、センチメートル、インチ、フィートといった長さの単位によって測定される。

単細胞生物。中には病気を引き起こすものもある。

身体の中にある細菌を殺すか、不活性化することができる物質。 抗生物質は微生物から抽出されるか、合成によってつくられる。